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鎮痛効果:月経(生理)痛 その3
- ayame-harikyu
- 2012年4月26日
- 読了時間: 2分
鍼灸治療は
基本のツボに、それぞれの原因にあった施術をします。
ただ原因は単独ではなく混合で出る事も多いです。
そして、痛みを放置していくと
最終的には 瘀血(おけつ)も加わりますので、
瘀血を取り除く施術も加えます。
基本のツボは『三陰交(さんいんこう)』です。

場所は
内くるぶしの一番高いところから上へ3寸(人差し指~小指の第2関節の幅)。

骨の後側にとります。
※写真に使われている鍼は中国針です。
① ストレス→ストレス気が滞るので気を流す施術をします。
もちろんストレスとなるもの自体の改善も必要です。
② 冷え→冷え暖める施術。お灸を使います。
③ 熱→熱を取り去る施術をします。
④ 外傷→その部位の改善を基本とします。
⑤ 虚弱体質→胃腸を整えたり、生まれつきの体質の改善を図ります。
鍼灸治療を受ける方は20~30代前半の方が多いですね。
時間のない方は耳ツボや皮内針(とても小さな鍼)といった小道具を利用します。
以前、介護のお仕事をしていた20代後半の方は夜勤があったりで なかなか鍼灸治療に来れなかったので、耳ツボと皮内針を併用したら、 一度の施術で月経痛の痛みは殆どなかったのですが、 やはり根本的な原因に対しての鍼灸治療をしていないので毎月、 施術を受けにきていました。
鍼灸治療の効果は
機能的な月経痛に対してはかなりの効果があります。
器質的な月経痛は機能的なものより効果は落ちます。
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