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脳挫傷
- ayame-harikyu
- 2012年4月28日
- 読了時間: 2分
中国留学での症例です。
20才ぐらい女性が交通事故に遭い、
脳挫傷による遷延性意識障害(植物状態)で治療を受けに見えました。
毎日、 家族の方が板に布団ごと彼女を乗せて
病室に運んできていました。
最初は針を打っても動じなかったのが暫くすると痛い顔をするようになり、
その後
痛みのせいなのか泣くようになりました。
そのうち認識ができるようになったのか、
鍼を打つ前に嫌がるそぶりや泣くようになりました。
治療を開始して3、4ヶ月後~
家族に付き添われているけれども自分の足で歩いて治療を受けるまで 回復しました。
私の実家近くでも2軒の交通事故があり、
それぞれ脳挫傷で入院するもそのまま植物状態で
一人は2年ほどで、もう一人は4年ぐらいで亡なった方がいます。
日本では鍼灸治療というと整形外科疾患ばかりが目立ちますが、 中国では先の例をはじめあらゆる分野でも活用されています。
○●○●○●○●○●中国の鍼灸治療の診療代について○●○●○●○●○●
天津中医薬大学には保康医院と付属病院があります。
保康医院は大学で教えている先生や事務員が治療をします。
(注:事務員を○○先生と呼ばないといけません。)
付属病院は外から来られる先生が治療にあたります。
保康医院では通常10元から20元です。
付属病院は通常60元から100元ぐらいだという記憶です。
1元は今は13円弱です。
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