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利水効果:むくみ

  • 執筆者の写真: ayame-harikyu
    ayame-harikyu
  • 2012年5月9日
  • 読了時間: 1分

利水効果とは

体内の水分代謝を正常にして余分な水分を排出する働きをいいます。

ですから『むくみ』に対して使われます。

私が東京で研修生だった頃、 全身性エリテマトーデスの患者さんが来院しました。

全身性エリテマトーデスとは膠原病で全身の臓器が侵される病気です。

この方は30代半ばの女性の方で、

腎臓がかなり悪くこれ以上悪化したら人工透析をしなくてはいけない状況にあり、

鍼灸治療でどうにかならないかということで来院されました。

最初の鍼灸治療で7kg痩せたと言われました。 2回目で5kg、3回目で2kgと体重が減り

それ以降変化はありませんでした。

減量した14kgはほぼ水分だと思われます。

この方は半年以上通われて腎臓機能がある程度良くなったようです。

私も利水効果のあるツボの組み合わせを複数使ったことがあります。

このとき患者さんに『利尿剤より効きすぎる』と言われました。

話によると排尿の回数と量が多くなったそうです。

ただしその状態は治療した当日だけでした。

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