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健康診断の不都合な真実 の記事より

  • 執筆者の写真: ayame-harikyu
    ayame-harikyu
  • 2016年7月27日
  • 読了時間: 3分

216年7月25日の週刊現代の記事です。 http://genda

i.ismedia.jp/articles/-/49246

掲載内容は

無駄な健康診断が多く、 また健康診断によって病気を作る原因になるという事です。

私もそう思うので、患者さんに言うことがあります。

実際に知り合いの臨床検査技師に聞くと 無駄な検査が多いと言っていました。

「どうして無駄な検査をするの?」と聞くと 「収益を上げるため」と言っていました。

たとえばレントゲンです。

記事に胸部X線検査のことが書かれていました。

記事によると胸部X線検査では 肺がんは見つけられないという事です。

もともとは 結核を見つけるための検査だったという事です。

※補足 レントゲン(胸部X線検査、CT検査、マンモグラフィー検査など)で 放射能を浴びる(被爆する)ことを知らない人が中にはいます。

・・・ある日だんだん歩けなくなったという患者さんが来院。・・・ その方の話を聞くと 「歩きにくくなったので1ヶ月の間に3カ所の病院で 腰と股関節を異常なほどレントゲンをバチバチ撮りました。 結果は異常なし。」

私は「レントゲンの撮り過ぎですよ」というと その患者さんがいうには 担当医が「制限なく何回撮っても問題はない」と言ったそうです。

が、その3ヶ月後くらい(ちょうど当院へ来る前後)から 具合が悪くなり検査をしたら 『肺がん』でした。

※先ほどレントゲンでは肺がんは見つからないと書いてありましたが、

この方はレントゲン検査で散らばった感じで写っていたそうです。

ただし、それが癌なのかそれとも炎症の画像なのかは不明ですが、

そのレントゲン検査で肺がんの診断がくだったそうです。

それも通常の肺がんとは違うという事でした。

どう違うかというと 通常の肺がんは病巣が固まりになって発見されるそうです。

この方は肺一杯に散らばった状態だったそうです。 この場合はもとのガンがあり そこから転移した場合に見られる画像ということでした。 ですから元のガンを探す検査を全てして 最終的にPETという検査もしましたが、結局見つかりませんでした。

その方は生きる希望を失っていた方で 延命治療は嫌だという事で一切治療しませんでした。 当院では週に2回で8回目頃から歩くのに支障はなくなりましたが、 股関節に違和感を感じる事があったのでそれから3ヶ月ほど通っていただき 全く問題がなかったので終了しています。 それから4、5年経ちますが やつれてはいるけれども今も普通に暮らしていると、 その方を紹介してくださった人から聞きました。 ちなみに4、5年前、 肺がんが見つかった病院では余命半年と宣告されています。

次回は他の患者さんの体験を書きます。


 
 
 

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