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女性は7の倍数、男性は8の倍数

  • 執筆者の写真: ayame-harikyu
    ayame-harikyu
  • 2012年5月7日
  • 読了時間: 2分

《女性は7の倍数、男性は8の倍数の年齢のときに変化が現れる》

という文句は

某企業が宣伝で使っている文句で「年齢の節目を意識する」と言っていますが、

私はその条文は

『体が変化する時期』よりも『日頃の養生の大切さ』をうたっていると解釈しています。

この条文は

『黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)』という古典の中にある 『上古天真論(じょうこてんしんろん)』という条文です。       

【上古】とは人類の初期段階の頃をさし、【天真】とは生まれ持った生命力(精気)をさします。

この古典は『黄帝』と『岐伯(ぎはく)』の問答で展開する形式です。

まず 黄帝が岐伯に 『上古の人は100歳まで若々しく生きたのに現在の人は50歳ぐらいで衰える』が、どうしてか と問います。 岐伯は

『上古の人は道理をわきまえていたので、不摂生をせず、物事全てにおいて節度がありました。

だから、肉体も精神も健やかで、本来生きられる年齢まで生きられるのです。

しかし、

今の人は赴くままに生活をするがゆえ、精気を使い果たしてしまい元気がなくなり長く生きられないのです。』と答えます。

それから 人間の生理過程     (女子は7才になると~~、49才で子供がめなくなる、      男子は8才になると~~、64才で歯も頭髪も抜け落ちる)              が述べられたあと

黄帝は岐伯に 『養生をわきまえている者は100歳以上になっても子を産むことができるのか』と問います。

すると岐伯は

『養生をわきまえている人は精気を保てるので容易に老い衰えないので高齢になっても子は産めます』と答えます。

う~ん、高齢になっても産めるのかどうかはわかりませんが、

私も現代の病の大半は不摂生から来ていると思っています。

生活のリズムを整えて、食事、睡眠、運動に気を配りましょう。

なるべく移動には自分の体を使って動きましょう。

節電や環境保護にもなりますよね

参考:「黄帝内経素問」が書かれたのは紀元前200年頃ですが、  

散逸してしまい760年頃に王冰(おうひょう)が伝えました。

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