健康診断の不都合な真実 の記事より2
- ayame-harikyu
- 2016年7月30日
- 読了時間: 3分
ある肺がんの患者さんが違う病院で「肺の検査をしましょう」と言われ 胸部X線検査を受けたら『異常なし』という結果でした。
※この方の肺がんはCT画像で病巣が明らかに塊として映っています。
前回の散らばっったレントゲン画像の方とは違います。
前々からその方に「経過観察のためのCT検査も年2回は多い。」 と言っていました(※1)が、 介護保険のために通院している他の病院でも胸部X腺検査を年に2回しており、 それも肺がんで通っている病院でCT検査を受ける2週間ほど前にしていたとの事です。 ですからこのレントゲンも年2回です。 しかし肺がんが発見されてから2、3年年経ちますが その間、胸部X線検査は『異常なし』でした。 ちなみにCT検査は去年から年1回でいいと医者に言われたそうです。
※1:なぜならこの方も手術や西洋医学の治療を受けないと言っていたので 経過観察を年2回する必要はないと思ったからです。
私はその方に被爆するし、もう既に肺がんと分かっているから 胸部X線を撮る必要はないので断って下さいと伝えました。 患者さんが言うには断りづらいとの事です。 あまり被爆している認識がないようです。
だからといって検査はしてはいけないという事ではないです。 検査をしても何処も悪くないと言われているのに 何件(セカンドオピニオンは除く)も病院を渡り歩いて同じ検査をしたり、 今回の方のようにすでに肺がんと分かっていて他で検査をしているのに 重複してレントゲンを撮る必要がないという事です。
私個人としては人間には治癒力というのがあるので、 小さなガンができても自分の免疫で消滅させる事ができると思っています。
また通常がん化するのは細胞が傷ついたときです。 ですので外的要因(汚染物質にさらされるなど)は別として 日頃の体調管理をしっかりして 細胞を傷つけない生活を心がける事が肝要と思っています。
なので一番大切なのは検査に頼るよりも
日頃の健康管理をしっかりした方がいいのではないかと思います。 私はよく患者さんに 適度な食事、睡眠、運動の3つを守ることが健康の秘訣と言っています。
なんとなく具合が悪いと思ったら心当たりを考えて、 (注:但し何かが変と感じるときは検査した方がいいです。) ストレスならストレスを発散させるとか 暴飲暴食だったり背骨の歪みだったりしたら それにふさわしい対処をすぐにする事をお勧めします。
この時期は半病人で、まだ病人ではないからです。
次回は上述した内容と関連のある患者さんの症例 そのあとその方の患者さんのささやきを掲載します。
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