検索
耳鳴り、難聴
- ayame-harikyu
- 2012年7月25日
- 読了時間: 2分
耳鳴りと難聴は症状は正反対ですがとても密接な関係にあります。 耳鳴りは音を伝える神経が『過敏』になることでおき、 難聴は同じ神経が『鈍く』なることでおきます。 そして なかなか治りにくい病気です。
原因にはいろいろあるようですが、 私が見た患者さんはほとんど高血圧が誘因となっている印象を受けます。 ですから、早いうちであれば血圧を改善することで良くなる場合もあるようです。 ただし、薬で血圧を調節しても効果がないような気がします。 やはり根本的な治療をして血圧を正常にしないと効果がないようです。 東洋医学では耳鳴りも難聴も同じものととらえて施術します。 分類としては5つに分けられ、 1、感冒によるもの 2、ストレスによるもの 3、痰によるもの ※痰といっても目に見えるものではなく 粘っこい状態のものがあるような状態です。 4、精気不足によるもの 5、胃腸虚弱によるもの
患者さんのタイプや病歴の長さにもよりますが、 西洋医学で効果がなかった人が 鍼灸治療を受けて改善が見られた方はいます。
また、気をつけなくてはいけないのは
耳鳴りを長い間放置していくと難聴が、
難聴を長い間放置していくと耳鳴りが、起きます。
この状況はどちらも悪化していることを示しています。
コメント