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耳鳴り2

  • 執筆者の写真: ayame-harikyu
    ayame-harikyu
  • 2012年9月30日
  • 読了時間: 2分

前回の耳鳴りの方からの紹介です。

主訴:耳鳴り

年齢:70歳前半 既往歴:中耳炎 現病歴:高血圧症 その他:疲れやすい、めまい

<経過>

5~6年前から両耳に蝉の音がする。

耳鼻科で治療を受けるが一向によくならない。

徐々に悪化し、耳鳴りがうるさくてたまらない。

このごろはピーッという電子音が頻繁に鳴る。

<施術>  1回目(7/21):局所へ施術と体質改善の施術をしました。  2回目(7/23):耳鳴りは相変わらずだが、

           体調は少し良くなったとのこと。

ここのツボが効くからここに鍼を打ってとか

ここに灸をしてと指示されるのでその通りに施術。

※施術後具合が悪くなり暫く休みを取る。

  3回目(8/18):施術内容は同上。症状は変化なし。

           ※ 施術で鍼を刺したところが出血をしたため、

            怖がって施術を受けるのを迷っていたため

            期間があきました。

  4回目(8/25):いつも通りの施術。症状は変化なし。   5回目(8/27):今回も患者さんの指示に従う。症状は変化なし。   6回目(9/ 1):突然、今日から私に任せるということでした。             神経質で気分屋な方なので鍼の刺入深度は浅めに。

  7回目以降は週に2回の施術を受けました。   9回目以降から耳鳴りが少しよくなったということです。

  現在12回目ですが、   右耳の耳鳴りが半減して来たということです。 電子音もなくなったのですが 9月の連休で1週間施術を受けなかったとき

また電子音の音がしたということです。

このかたのタイプは

 鍼灸の効能の耳鳴り、難聴で紹介した「2」「4」「5」のタイプです。

 ですから、

 1回目と私に任せると言ったときから「2、4、5」のタイプにあった施術をしました。

この方のように

鍼灸治療をする際、(内)出血をするのを知らない方がいらっしゃいます。

ツボは本来、 神経や血管が豊富なところにありますし、

体の中に刺すとき私たちは体が透けて見える訳ではないので 血管(ほとんど静脈、毛細血管)を刺すこともあります。 ですから当然のごとく(内)出血は起こります。 鍼灸の起こす(内)出血はあくまでも一時的なものです。

裁縫でも針を指に刺したら血が出る経験はあると思います。 そんなイメージを持っていただければ決して怖いものではありません。 ちなみに鍼灸の鍼は裁縫の針より何十倍も細いです。

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