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通便(つうべん)作用:便秘 ツボの話2

  • 執筆者の写真: ayame-harikyu
    ayame-harikyu
  • 2013年12月19日
  • 読了時間: 2分

前回、便秘には大きく分けて原因が4つあると書きました。

面白い例があるので紹介します。

先日、友達と韓国料理へ食べにいきました。 そのとき体調の話になリ、その時に便秘の話が出ました。 しかし、私も相手もお酒が入っていたので脈診はできず、

舌診や相手の体質から友達は②の気の巡りが悪く滞っているタイプと思いました。 しかし、話をしていくうちに『えっ?っという話が出ました。

それは・・・ ひどい便秘になったきっかけが玄米食だったのです。 もともと便秘で玄米がいいと思い食べるようになったそうです。 初めは良かったけれども徐々に便通が悪くなり、 1年経つか経たない頃には玄米食を始める頃より ひどくなり何をしても全く出ない状態になったそうです。

この話を聞いて ②の気の巡りが悪いタイプか ④の腸が弱っているタイプの どっちだろうと悩みました。

実はこの二つ正反対なのです。 ですから、間違った施術をすればかえって症状が悪化します。

しかし、総合して友達は②よりも④のタイプと思ったので、 気海というツボに灸をしてねと教えました。 気海の場所は へそから1.5寸。 だいたい人差し指の第1関節から中指の第1関節の幅です。 もちろん、友達にはタイプに迷いがあることを述べ、 悪化する可能性があるから、そうなったら中止してねと伝えました。 それからすぐ、友達から連絡があり、 お灸をしているあいだ腸が動いて灸が終わる頃に便が出るようになったそうです。 なかなか快調らしいです。 最後に 友達の話を聞いて、以前私がブログに書いた『薬と毒』を思い出しました。 同じものなのに相手によって毒にもなるし薬にもなるのだと 改めて思いました。

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